フィリピンで結婚式にご招待いただいたので、様子などを記録しておきたいと思います。
会場
会場はBongabonというエリアで、マニラから車で約4時間ほど北上したところ。なかなかの車での長旅....。
運転は一緒に行くフィリピン人にしてもらった。
会場付近はいい感じののどかな町。到着すると、最初に新郎新婦宅に招かれて、昼食をいただいた。
そのあと、結婚式会場となるリゾート施設へ移動。
会場は式典をする施設、プール、軽食が食べられるレストラン、カラオケ、宿泊できるゲストルームなどがある複合施設。
挙式
まず、新郎と家族が入場して最後に新婦が入場。このあたり、日本とそんなに違いはないかと。キリスト教が多いので、牧師さん?のような人がお祈りだとか誓いだとかをしていたと思う。というのも、セレモニーは始終タガログ語で行われていたので、話している内容がわからず...。
服装
招待時にドレスコードの連絡があった。
上記の色味をつけて欲しいのと、下記は避けて欲しいとのこと
- 白いドレス
- ジーンズ
- 短いドレス
会場には私服の人もいて、ジーンズの人もチラホラいた。
親族の人の男性は正装のバロンタガログか薄目の色のスーツのベスト着用。女性はピンク色のドレスを着ている人が多かった。
僕はスーツ上下に、SMモールで下図のようなネクタイを購入して参加。
参加者で黒い上下のスーツは僕くらいしかいなかったので、若干浮いている感じはあったが、外国人の正装として参加しているというように見られたのではないかと思う。
(この日の最高気温は37℃。エアコンはガンガンに効いてたので、スーツの上下でも寒いくらいだった)
そこまで神経質になるほどではなく、ドレスコードの色だけ抑えておけばよい印象だった。
披露宴
MCのアナウンスとともに、新郎新婦がお色直しをして再登場。音が割れそうなくらいの大音量で進行した。同じようにタガログ語だったので、話している内容はわからないが、MCがクイズや、スピーチを指名したり、みんなでダンスしたり、ミニゲームをやって盛り上げていた。DJはそれに合わせて曲をかけたり、効果音を鳴らしたりしていた。
プロのカメラマンによる新郎新婦との記念写真タイムが適宜あった。
ご祝儀
特に日本のようなしきたりはないが、札を新郎新婦の衣服にくっつけるイベントがあった。相場は500ペソからだと思う。事前にネットで調べたときは、現場で赤色の封筒を受け取って、それにお金を入れてくっつけている様子があったので、5千ペソくらいを封筒に入れようと思っていた。
ところが、そんな封筒はなく、直に1000ペソ札を衣類にくっつけていた。新郎新婦はバージンロードの中心で向き合って静止しており、貼り付けたい人がピンを受け取り、貼り付けに行くのだが、生々しさに、びびってしまい、1000ペソだけになってしまったのが悔やまれる。せっかく招待してくれたのに....。
親族からは1000ペソで作ったタスキや冠みたいなのを渡されていた。
食事
一通りイベントが終わると、食事の時間となった。17:30くらい。
バイキング形式でお皿に盛りつけた。
日本だとビールなども出ると思うが、フィリピン人は食事と飲酒は別のようで、アルコール類はなかった。
夜の部
披露宴が終わると一旦解散。
あとは、各々で宴というか、各自好きなように過ごしていた。
飲みたい人はビールなどを飲んで談笑したり、プール入りたい人は泳いだり、カラオケしたい人は歌ったり。
この施設では23時過ぎたら消灯時間らしく、宴の後はゲストルームでみんなで寝た。
フィリピンでの結婚式のパーティはこんな風に泊で行うかと聞いたら、いろんなケースがあり、日帰りパターンもあるとのこと。
翌朝
昨夜意気投合した人が翌朝8時からビールを飲もうぜと誘ってくれたのだが、現れず...。その場にいた人も酔った勢いで言っている可能性が高いと言っていたのを思い出し、まだ入っていなかったプールに入り、朝食をいただいた。
Chooks to Goというチキン、スパイシーなガーリック風味で美味しかった。
再び新郎新婦宅へ
最後にちょっとご挨拶して帰るのかと思ったら、凄い料理出てきて驚いた。
この豚をカットしてもらい、昼食としていただいた。なかなかの食べ応え
これだけもてなしていただいて、新婦のお父さんお母さんも歓迎してくれて、1000ペソしか貼り付けていないのがやっぱり悔やまれる。
新郎新婦は12月からここで暮らす予定らしいので、そのときにでもお返しの手土産でも持って行こうと思う。