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Windows7のデスクトップに自作ガジェットでWebページを表示させる

作業中に使ってるToDo管理Webアプリケーションを予備のパソコンに表示しているが、Androidのテスト中はそのパソコンにデバッグに使ってるeclipseのLogcatを表示させたい。Virtual Boxで動かしているAndroidはIPアドレスがわかればLAN内の別マシンからでも
adb connect 192.168.1.xx
で接続することができ、Logcatを鑑賞することができる。かと言って、このToDo管理も経過時間などを表示しているので、常に表示させておきたいのだけど、メインパソコンで開いてても、よく忘れてままにしていることがあって困っている。そこで、Windows 7のデスクトップガジェットにすれば、他のウィンドウを閉じた時や、ウィンドウを移動した際に思い出すだろうと、Webページを表示するガジェットはないかと探したら、意外と簡単に作れることがわかったので、メモ。

まず、C:\Program Files\Windows Sidebar\Shared Gadgetsにhoge.gadgetというフォルダを作成。

中に以下の3ファイルを作成
  • gadget.xml
  • icon.png
  • page.html

それぞれ中身は、

gadget.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<gadget>
  <name>My Web page.</name>
  <version>0.0.0.1</version>
  <author name="takaiwa">
    <info url="http://takaiwa.net/" />
    <logo src="icon.png" />
  </author>
  <copyright>(C) copyright</copyright>
  <description>My Web page.</description>
  <icons>
    <icon height="48" width="48" src="icon.png" />
  </icons>
  <hosts>
    <host name="sidebar">
      <base type="HTML" apiVersion="1.0.0" src="page.html" />
      <permissions>Full</permissions>
      <platform minPlatformVersion="1.0" />
      <defaultImage src="icon.png" />
    </host>
  </hosts>
</gadget>

icon.png

page.html
<html>
<head>
<style>
body  {
    width       : 800px;
    height      : 400px;
    margin      : 0;
}
#viewport {
    width       : 100%;
    height      : 100%;
    overflow    : hidden;
}
#main_f {
    width       : 800px;
    height      : 400px;
    border-style: none;
}
</style>
</head>
<body>
  <div id="viewport">
    <iframe id="main_f" src="http://takaiwa.net/" ></iframe>
  </div>
</body>
</html>

ファイルを配置できたら、デスクトップ右クリックのガジェットで表示される画面で追加すればおk。


表示させたいWebはiframeのsrc内を変更で。(※サンプルはWebアプリではなくこのページ)不透明度を80%とかにすると背景と馴染むんじゃないかと。


が、しかし、リンクをクリックするとWindowsの標準ブラウザが開くので、認証などが必要なWebの場合は別途対策が必要ということで詰んだ...
まあiframeから認証させようってのがそもそもの間違いでしょうけど。それをがんばるくらいなら別途モニターを買った方が良いという結論に至った次第....
意外と簡単に追加できるので、いろいろ応用はできそう。

参考:Windows 7 で Windows ガジェットを作ってみる
参考:windows7ガジェットで、webサイトの一部を画面に表示する - くらげのChangeLog

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