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Eclipseから直接ファイルをサーバへアップロードするプラグイン

IDEではEclispseが慣れているということで、PHPやJavaScriptなどの編集はAptana Studeio 3を使っていますが、標準で装備しているFTPの機能が凄く便利です。 



FTPでサーバのファイルをツリー構造で表示し、ファイルをダブルクリックすると直接編集でき、Ctrl + Sで保存すると、サーバのファイルが更新されます。別途FTPソフトを立ち上げて、ディレクトリをたどってファイルをアップロードする手間が省けます。上図ではプロジェクトは1つだけですが、複数のプロジェクトを入れておけば、プロジェクト単位ですぐにサーバのファイルへアクセスできますし、何より、以前のプロジェクトのファイルを流用したいなと思ったら、Aptana上でドラッグ&ドロップですぐに参照できます。

何気ない事ですが、IDEとは別にエクスプローラやFTPソフトを起動して、ディレクトリをたどって同じ事を何回もやるのに比べたらかなり効率的だと思います。

Eclipse IDE for Java Developersでも同様にサーバのファイルを直接触りたい!と思っていたのですが、PHPやJavaScriptと違って、Javaの場合はコンパイルが必要。。サーバのソースファイルを編集したところでサーバのソースをコンパイルしなきゃ動かない。当たり前の事ですが。。Linuxのサーバなので、やろうと思えばsambaのディレクトリをネットワークドライブなどに割り当てて、Eclipseでそこへクラスファイルを吐くようにしても良いのですが、クラウドサーバを想定した場合に、あまり現実的なやり方ではない。。

ということで、クライアントマシンでコンパイルして生成したクラスファイルなりJARファイルなりをEclipseから直接アップロードできたらいいなということで、Aptanaと同じ(プラグインとして配布されている)ものをEclipseに入れてみました。


[環境]
  • Eclipse IDE for Java Developers (Version: Indigo Service Release 1)
 

[プラグインのURL]
http://download.aptana.org/tools/studio/plugin/install/studio
[Help]→[Install new software]

Install画面の[Add]ボタンで先ほどのURLを入力し、適当な名前を付けて[OK]ボタンを押下



そうすると、中断あたりに利用可能なものが表示されます。

 

FTPの機能だけ入れたかったのですが、それだけだと起動時にエラーが出るので、[Select All]でAptanaまるごとインストールすることにします。Nextボタンを押下していって、インストールを開始。
インストールが終わると、リスタートを要求してくるので、Eclipseを再起動させます。

クラスファイルをアップしみます。

[Window]→[Show View]→[Navigator]でNavigatorを表示させ、binフォルダのクラスファイルで右クリックします。
 

[File Transfer]→[Add New Connection]でConnection Manager画面を開きます。


  • Name:適当な名前
  • Source:Projectを選択
  • Destination:Newボタンを押下


  • Site Name:適当な名前
  • Server:サーバのIPアドレスか、ホスト名を入力
  • Username:FTPのユーザ名
  • Password:FTPのパスワード
[Browse]ボタンを押下して、アップロード先を選択



それぞれ[OK]ボタンを押して、画面を閉じる。そうすると、もう一度右クリックした時にFile Transferの中に有効になっている項目があるので、Uploadを選択。



確認画面が出るので、



[Yes]を押下すると、アップロード完了の画面が表示されるので、



[OK]ボタンを押下。これでアップロード完了!(※binディレクトリごと)

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