自宅サーバ(Linux)で運用しているこのブログは、現状サーバのHDDが死んじゃうと、データもすっ飛んじゃうある意味危険な状態ではありますが、現時点でそんなに多くの記事を書いてないということもあり、大して被害もないと・・でも、バックアップは必要ということで、ちょっと調べながら、wordpress丸ごとバックアップを取って別のドメインへリストア(復元)する実験をしてみました。まず、wordpressのバックアップには以下の2つのコピーを取る必要がります。
この2点について、具体的の手順を追ってみます。
wordpressファイルより肝心な、記事そのものです。ここだけでも、定期的にバックアップを取っておいた方が良いですね(;^_^A どうせ、大した作業量でもないので・・
と言うわけで、以下のコマンドでwordpressのデータベースを丸ごとダンプします。
このコマンドを打つと、パスワードを要求されるので、インストール時に設定した(?)パスワードを入力します。それ以外は、
user1:ユーザ名
wp_database:wordpressのデータベース名
dump.sql:ダンプするファイル名
です。ここら辺りの情報を忘れていても、wp-config.phpファイルを開けば書いてあります。ユーザ、パスワード、データベース名が正しければ、カレントにdump.sqlが作成されます。
先ほどのバックアップが、記事そのものだったのに対して、こちらはwordpressの本体です。なので、移行先のサーバへ新規にwordpressをインストールして、MySQLのリストすれば、記事は復活しますが、画像ファイルは失われます。また、wordpressを使っている以上、結構変更したテンプレートやプラグインがあったりするので、それらを復元するべくバックアップします。
FTPクライアントソフトなどを使って、定期的にwindowsマシンへ手動ダウンロードしておく手もありますが、デフォルト総容量がそんなに小さなサイズでもないですし、ファイル数も多いので、結構時間がかかります。LAN内でも・・。
どうせ、windowsマシンにDLするにしても、圧縮した方が早いです。圧縮処理自体もすぐ終わるので。理想は、Linuxから無料のオンラインストレージ(Dropbox)へ保管する予定です。と言うわけで、単に圧縮のコマンドです。
bkhana.tar.bz2:圧縮ファイル名
hanagosho:wordpressが入ってる圧縮対象のディレクトリ
※hanagoshoディレクトリがあるカレントでの実行です。
ちなみに、圧縮前のhanagoshoディレクトリの総容量は、以下のコマンドで求めることができます。
オプションにmと付けてるので、MBの単位で表示します。-kだとKBで-bだとByteで表示されます。
前提として、takaiwa.net → hanabackup.comドメインへ移行させます。
公開の手順として、まずMySQLファイルからリストアを行います。wordpress本体からリストアをやると、データベース接続エラーとか出ちゃうので。
と言うわけで、先ほどのsqlファイルをリストアさせるデータベースを作成します。まず、root権限でMySQLへ接続。
上記コマンドで、 wp_resotretest というデータベースを作成します。基本的にルート権限で運用しないと思われますので、作成したデータベースへ以下の処理を施してやります。
character設定
ユーザのアクセス権限
変更内容の反映
これらの設定内容は、後ほど展開するwp-config.phpと同期が取れてればOKです。
さて、環境が整ったので、リストアと行きたい所ですが、前述のようにドメインが変るので、テキストエディタ等で、dump.sqlを開きます。takaiwa.net → hanabackup.comへ置換し、保存します。
で、そのファイルを基に、いよいよリストアです。以下のコマンドを実行すると、
パスワードが要求されるので、正しく入力すれば、リストア完了です。うーん、簡単・・
hanabackup.comの公開htmlファイルのディレクトリへいきなり展開するのではなく、どこか適当なディレクトリへ展開。
先ほどのデータベース作成の所で、設定した内容と一致させるべく、展開したファイルからwp-config.phpを探し、データベース名、ユーザ名、パスワードを修正します。バックアップ時と変っていないなら、別にしなくて良いです。
修正が終わったら、ディレクトリを公開用ディレクトリへ移動。
これで、リストア完了。ブラウザで、hanabackup.comと入力すると、

見事同じものが表示されました。記事をクリックしても、内容が表示されます。
- mysqlの記事データ
- worpress本体やUPしている画像などファイル
この2点について、具体的の手順を追ってみます。
mysqlの記事データバックアップ
wordpressファイルより肝心な、記事そのものです。ここだけでも、定期的にバックアップを取っておいた方が良いですね(;^_^A どうせ、大した作業量でもないので・・
と言うわけで、以下のコマンドでwordpressのデータベースを丸ごとダンプします。
$ mysqldump wp_database > dump.sql -u user1 -p
このコマンドを打つと、パスワードを要求されるので、インストール時に設定した(?)パスワードを入力します。それ以外は、
user1:ユーザ名
wp_database:wordpressのデータベース名
dump.sql:ダンプするファイル名
です。ここら辺りの情報を忘れていても、wp-config.phpファイルを開けば書いてあります。ユーザ、パスワード、データベース名が正しければ、カレントにdump.sqlが作成されます。
worpress本体のバックアップ
先ほどのバックアップが、記事そのものだったのに対して、こちらはwordpressの本体です。なので、移行先のサーバへ新規にwordpressをインストールして、MySQLのリストすれば、記事は復活しますが、画像ファイルは失われます。また、wordpressを使っている以上、結構変更したテンプレートやプラグインがあったりするので、それらを復元するべくバックアップします。
FTPクライアントソフトなどを使って、定期的にwindowsマシンへ手動ダウンロードしておく手もありますが、デフォルト総容量がそんなに小さなサイズでもないですし、ファイル数も多いので、結構時間がかかります。LAN内でも・・。
どうせ、windowsマシンにDLするにしても、圧縮した方が早いです。圧縮処理自体もすぐ終わるので。理想は、Linuxから無料のオンラインストレージ(Dropbox)へ保管する予定です。と言うわけで、単に圧縮のコマンドです。
$ tar cvjf bkhana.tar.bz2 hanagosho
bkhana.tar.bz2:圧縮ファイル名
hanagosho:wordpressが入ってる圧縮対象のディレクトリ
※hanagoshoディレクトリがあるカレントでの実行です。
ちなみに、圧縮前のhanagoshoディレクトリの総容量は、以下のコマンドで求めることができます。
$ du -sm hanagosho
オプションにmと付けてるので、MBの単位で表示します。-kだとKBで-bだとByteで表示されます。
リストア(復元)先の環境を作っておく
前提として、takaiwa.net → hanabackup.comドメインへ移行させます。
公開の手順として、まずMySQLファイルからリストアを行います。wordpress本体からリストアをやると、データベース接続エラーとか出ちゃうので。
と言うわけで、先ほどのsqlファイルをリストアさせるデータベースを作成します。まず、root権限でMySQLへ接続。
mysql> create database wp_resotretest;
上記コマンドで、 wp_resotretest というデータベースを作成します。基本的にルート権限で運用しないと思われますので、作成したデータベースへ以下の処理を施してやります。
character設定
mysql> ALTER DATABASE wp_resotretest DEFAULT CHARACTER SET=utf8;
ユーザのアクセス権限
mysql> GRANT ALL ON wp_resotretest.* to user1@localhost identified by 'password';
変更内容の反映
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
これらの設定内容は、後ほど展開するwp-config.phpと同期が取れてればOKです。
MySQLデータのリストア(復元)
さて、環境が整ったので、リストアと行きたい所ですが、前述のようにドメインが変るので、テキストエディタ等で、dump.sqlを開きます。takaiwa.net → hanabackup.comへ置換し、保存します。
で、そのファイルを基に、いよいよリストアです。以下のコマンドを実行すると、
$ mysql -u user1 wp_resotretest < dump.sql -p
パスワードが要求されるので、正しく入力すれば、リストア完了です。うーん、簡単・・
wordpress本体のリストア
hanabackup.comの公開htmlファイルのディレクトリへいきなり展開するのではなく、どこか適当なディレクトリへ展開。
$ tar jxvf bkhana.tar.bz2
先ほどのデータベース作成の所で、設定した内容と一致させるべく、展開したファイルからwp-config.phpを探し、データベース名、ユーザ名、パスワードを修正します。バックアップ時と変っていないなら、別にしなくて良いです。
修正が終わったら、ディレクトリを公開用ディレクトリへ移動。
$ mv hanagosho /var/www/html
これで、リストア完了。ブラウザで、hanabackup.comと入力すると、
見事同じものが表示されました。記事をクリックしても、内容が表示されます。
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