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2011/07/27

Excelの図形を組み合わせて文字盤を作る方法

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作成に使用した環境:Excel 2007 SP2

力業で誰得な方法です。 が、Excelなのでカラーバリエーションやサイズを変更しやすいかな・・?と思います。文字盤と言いながら、文字は入ってません。
Excelで文字盤の目盛の入れ方というのが正しいです(;^_^A

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図1 完成図

JavaScriptを使って、アナログ時計を作りたかったのですが、文字盤は画像を使うというこで、ネットで文字盤の画像や文字盤を作成するフリーソフトを探しても良かったのですが、適当なのが無かったのと、背景色と合わせたかったので、自作することにしました。単純な構成の図でありながら、お絵かきソフトを使い慣れていない僕は、Excelの図形を組み合わせて作成してみたいと思います。

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図2 基本の円

まず、挿入から図形を選択し、「円/楕円」という図形をシート上に描きます。楕円にならないよう、高さと幅を同じ値にしておきます。

1.文字盤と角度の関係

文字盤を描く前に、秒針の角度について触れておきます。当たり前の事ですが、0秒から60秒進むのに、秒針は360°回転します。なので、1秒進むと、6°傾いているということが言えます。Excelで描く文字盤には、6°ずつ傾けて線を描きます。


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表1-1 秒と角度の対応(30秒まで)


また、図1にあるように、細かく目盛が振ってあるアナログ時計の文字盤の目盛の大きさは、

  • [大] 0秒、15秒、30秒、45秒の位置
  • [中] 5秒、10秒、20秒、25秒、35秒、40秒、50秒、55秒の位置
  • [小] それ以外の位置

となっていることが多いと思います。表1-1では、大:オレンジ、中:黄色、小:白色で色分けしてみました。それぞれの部分で違う目盛を描く必要があります。

これらを踏まえて、小サイズの目盛から描き始めていきます。

2.小サイズの目盛を描く

挿入から図形を選択し、「直線」で、円を真っ二つにするように線を引きます。
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図2-1 直径に線を引く

Excel 2007だとちょうど直径になるように、線が引けます。この線を、書式リボンから、回転→その他の回転オプションを選びます。

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図2-2 回転オプション

サイズタブの回転欄に、既に90°もしくは270°と値が入っているはずです。表1-1になあるように、1秒は6°なので、ここから6°回転させます。

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図2-3 1秒分回転

次に、再び図2-1のように、縦線を入れます。今度は、2秒目を表すために、12°回転させます。同じ手順で、18°回転と、最後に回転させない線追加します。

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図2-4 0秒~3秒まで

これで、0秒、1秒、2秒、3秒の所に線が入ったことになります。この線をグループ化して、コピーして、以下の角度へ回転させた位置へ配置します。

  • 36°
  • 66°
  • 96°
  • 126°
  • 156°

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表2-1 コピー後に必要な回転(赤枠)

グループ化しているので、6個分の作業です。コツとしては、Excelのシートの表示倍率を200%程度に拡大し、図2-4のグループ化した線をコピーしたら、コピー元はそのままにしておいて、全く同じ位置へ貼り付けます。微調整はキーボードの矢印キーなどで行い、図2-2やった回転オプションで、上記の角度へ回転させます。なので、36°→66°→96°→126°→156°という順番で、最後に、コピー元を6°回転ということになるかと思います。

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図2-5 文字盤の小サイズの目盛

このままだと、目盛とは言いがたいので、背景の円をコピーして縮小させます。ここでは、縦横共に0.5cm縮小させました。

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これを、かぶせます。

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3.中サイズの目盛を描く

要領は、先ほどの小サイズの目盛と同じです。

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縦に線を入れて、今度は表1-1の黄色い部分の値で回転させます。

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また、これを先ほどの要領と同じで、ふたをします。ただし先ほどより、縮小はほんの少しにします。かぶせるにあたり、色が同化して中心が分からなくなるので、重ね合わせるまで、一時的に後ろの円の色を変えておくと良いかも知れません。

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こんな重なり方をすると、非常に選択し辛く、元の色に戻せないという自体が発生しますが、書式リボンで、「オブジェクトの選択と表示」をクリックすると、

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サイドにオブジェクト一覧が表示されるので、円/楕円を選択して、塗りつぶしの色を変更すると、元の色に戻せます。

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アナログ時計の文字盤っぽくなってきましたね。

4.大サイズの目盛を描く


中サイズと同じ手順で、表1-1のオレンジ色の角度に、貼り付けていきます。というか、線をクロスさせればいいだけです。

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で、同じように、縮小した円でふたをします。

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で、このままでも良いのですが、目盛の外側に余白が欲しいので、ほんの少し大きめの円を作成して、最背面で貼り付けます。

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これで、文字盤の完成です!
後は、グループ化して、お絵かきソフトでJPGやPNG保存をするか、Excel背景の枠線を消して画面キャプチャするかで、画像として使えます。



 

 

 
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